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花文造園土木株式会社
〒529-1421
滋賀県東近江市五個荘
竜田町627-2
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苑友會舘

苑友會舘は地域の文化や芸術の発信拠点を目指して修復している施設で、平成19年から東近江市五個荘地区のイベント『ぶらりまちかど美術館・博物館』で1日に限り一般公開しています。建物は近江商人松居遊見の旧宅を4年の歳月をかけ修復し、會舘のすべての部屋から鈍穴(どんけつ)流の庭が眺められるように整備しています。

會舘の全景

▲會舘の全景
石畳みの駐車場からの眺めで、右が表門で左の奥が土蔵。

土蔵内

▲土蔵内では、勝元宗益(鈍穴)に関する資料、慶応年間から昭和までの 花文造園が所蔵する資料や写真等を展示。

店の間と座敷

▲築200年の住宅が、多くの職人の高度な技術の結集で現代に甦る。(店の間と座敷)

水屋周辺

▲水屋周辺も職人の技術で忠実に修復。

南庭

▲南庭
8尺の六角燈籠を〈庭のしん〉に、赤松と大振りの景石、飛石で 構成されている。5.3尺の鞍馬の伽藍石は豪華で重厚。

北庭

▲北庭
7尺の太秦型燈籠とシラカシ、貴船石3石の石組でまとめた奥座敷前の平庭。

東庭

▲東庭
滝口からの水の流れが軽快な、泉水の庭。

西庭

▲西庭
鞍馬の自然石をくりぬいた井筒からの湧水が、流れの庭を演出。
正面奥に17尺の五重塔、左に5.8尺の江州雪見燈籠。

中庭

▲中庭
六角燈籠とモミジ、ツバキで狭い空間をまとめています。

二番石の運搬

▲修羅とコロによる二番石の運搬(西庭)

庭石の据付け

▲三又とチェーンブロックによる庭石の据付け(西庭)

駐車場周りへの植栽。

▲駐車場周りへの植栽。

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勝元宗益花屋文七郎(花文)


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勝元宗益 鈍穴 (どんけつ) 文化7年〜明治22年

師である辻宗範の死後、30歳のとき家を出て各地を歴遊し慶応年間に近江国金堂村に逗留し、亡くなる明治22年まで山村文七郎家に定住した。すでに植木商を始めていた花屋助三郎(文七郎)は宗益に師事し数多くの寺院や近江商人邸宅の築庭に携わり、のちに与市(2代目文七郎)も宗益に師事する。宗益は秘伝書のほか自叙伝、短冊、折形などを残している。

宗益直筆 戯画

▲宗益直筆 戯画
(明治3年)

宗益直筆 庭景図

▲宗益直筆 庭景図

諸入用扣

▲諸入用扣 惣勘定覚帳
(慶応4年)

注文請取帳(慶応3年)花屋助三郎

▲注文請取帳(慶応3年)
花屋助三郎

栗田村 珠玖清左衛門様

▲同左 栗田村 珠玖清左衛門様

二代目文七郎日誌

▲二代目文七郎日誌(明治16年)
(勝元先生の教えを記述)

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花屋文七郎(花文)の軌跡

助三郎の長男与惣吉(後の二代目助三郎)は、慶応元年には「花屋助三郎」として植木商を始めている。明治になり「山村文七郎」と改名して「花屋文七郎」を名のり「花文」が屋号となる。明治25年文七郎の死去に伴い長男の与市は二代目文七郎を襲名する。
二代目文七郎は明治から大正にかけて、数多くの近江商人の邸宅の庭を手掛けている。五個荘金堂の外村与左衛門家をはじめとする外村家一統、中江勝次郎家(三中井)の中江家一統、能登川の阿部市郎兵衛家の阿部家一統、鍛冶屋村の田附太郎兵衛家の田附家一統、犬上郡豊郷の伊藤長兵衛家や伊藤忠兵衛家、犬方の若林又右衛門家など作庭は相当数に及ぶ。近江商人は京都や芦屋に本店や別宅を構えることが多かったので、年間を通して手入れを行うために戦前まで京都と芦屋に各々数名を配属させていた。

助方日雇帳(明治7年)

▲助方日雇帳(明治7年)

売上帳 田付太郎兵衛様(明治33年)

▲売上帳 田附太郎兵衛様
(明治33年)

燈籠仕入帳(明治33年)

▲燈籠仕入帳(明治33年)

売上帳 中江勝次郎様(明治35年)

▲売上帳 中江勝次郎様
(明治35年)

大福勘定帳(明治39年)

▲大福勘定帳(明治39年)

売上帳 伊藤忠兵衛様(明治39年)

▲売上帳 伊藤忠兵衛様
(明治39年)

丸紅・伊藤忠兵衛家買物帳(明治43年)

▲丸紅・伊藤忠兵衛家買物帳(明治43年)

大寛惠(大正8年)

▲大寳惠(大正8年)

京都出張所日誌(大正9年)

▲京都出張所日誌
(大正9年)

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